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2008年 06月 19日
こんばんは。
雨空を見ていると気分が鬱に傾きますが、それでも灰色の空に趣を感じることもあります。何にでも見所はあるということですね。 自殺者が溢れている昨今、この世は狂っていると思うのは僕だけでしょうか? 時々思うのです。この世は地獄、もしくは牢獄なのではないかと。 そして今でこそ、『じごく』は地獄と書きますが、誰も知らない昔には地国と書いていたのではないか? なんて妄想が膨らみます。 そして人間は地を這い蹲って生きている以上は地の国の人間です。決して天の国に住んでいるわけではありません。 と、言葉遊びは置いておきましょう。 この世界に生まれるということは一体何なのでしょうか? 僕が考えた仮説に基づいて話を進めていきます。 無から有への推移。元素を組み立て意志を与えたもの。肉の集合体……色々考えられますが、僕は『別世界からやってきた』と考えます。 簡単に言えば、生まれる前と死んだ後は幽世に居て、この世界に生きる時間のみ現世に居るという考え方です。 仮説を立てると、一つの疑問が生まれました。 何故、現世に来る必要があったのか? です。 その目的によって、現世は天国にも地獄にも変わります。 もしも現世がエデンとして認識されて、楽園を目指してやってきたのならば天国に。 もしも現世が牢獄として認識されて、囚人が島流しもとい世界流しとしてやってきたのならば地獄に。 極端な話、別世界の閻魔に裁かれた結果として、この世界に飛ばされたのかもしれません。 そしてこの世界は善行を積んだ者を迎え入れる天国なのでしょうか? それとも罪を犯した人たちが贖罪をするための地獄なのでしょうか? 答えは人によって分かれるでしょう。 僕自身の答えは……内緒です。と言うより、まだ答えが出せません。 きっと死ぬ間際になって、ようやく悟ることができるのでしょう。 それまではこの現世をただ流されるままに駆け抜けるしかありませんね。
by naoya0320
| 2008-06-19 19:12
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