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2008年 02月 23日
こんにちは。
昼から予定があるときは、大抵の場合この時間に更新。つまり、起きてすぐだったり、昼飯前のちょっとした空白時間だったりするわけです。 葬式に出ることになりました。 着る物の準備などで家が騒がしくなっています。しかし、慌ただしいはずの空気が、じめっとした重さを含んでいて居心地が悪いです。 僕自身、葬式に出るのは初めてです。この独特の陰鬱と悲嘆が混じったような雰囲気に対する耐性を持っていないので、気分が悪いです。 法事とか一三回忌とかならあるのですが……。何というか、それなりに幼かったし、場の雰囲気を読むことをしない子だったので、当時は余り気になりませんでしたね。 案外、葬式って見かけているものの筈なんですけどね。街中を走っていてら、何々家の葬式会場こちら、とかの看板をたまに見かけます。それに、小中学校の同級生が死んでいるわけで、その他にも繋がりがある人が死んでいるので身近にありました。 しかし、何故か葬式に縁がなかったのです。 あるいは、僕って死人から遠いところに居るのかもしれませんね。と言うか、存在が薄すぎて死神にさえ気づいて貰えないとか? まあ、冗談は置いておき。 人の死が、親戚の死が、目の前にあるのに、何故か涙一つ出る気配がありません。周りの空気にあてられてか沈んだ気分なんですけど、悲しいとはどこか違います。 本当は悲しむべき場面だと、自分でも思うのですが――しかし、何故か表面上を取り繕った感情しか出てきません。 優しい人間って評されることが多くありましたが、僕の根っこはどうしようもなく冷酷です。 氷のように冷たく固い心。 それが周りの熱気――しかも腐臭や毒気を含んだ熱気にさらされて、辛いだけかもしれません。
by naoya0320
| 2008-02-23 12:06
| リアル日記
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