|
2008年 01月 16日
こんばんは。
昨夜、雨に打たれたためなのか、くしゃみが止まりません。どうしましょう。 創作関係の仕事ってどこか難しいイメージがあると思います。完成された小説、音楽、映画――どれも才能の成せる技だ、自分には無理だ、なんて感じてる方が多いと思います。 確かに本物の天才と凡人の差は大きく開いています。しかしプロが全て天才というわけではなく、凡人ながら努力と工夫で魅せている方が多いです。 基本的な法則、技術などを身に付け、それに自分の独自色を足せばそれなりの物が出来上がってしまうものです。その身に付ける作業が大変の割に、それで飯を食うには途方もなく難しいので誰もしないのでしょうけど。 ただ、物語を創るだけなら簡単です。それを商用にするために、小説化したり、楽曲化したり、映画化するのは労力がかかりますけどね。 さて僕は物語創作は簡単だと述べました。これの根拠としては、ほぼ全ての人が物語を創ったことがあるからです。 確たる証拠はありません。しかし余程特殊な環境――奴隷のような生活とか、狼に育てられたなど――で育った人は別ですが、それ以外の普通の人は小さい頃から行っているはずです。それを物語創作とは気づいているかは知りませんけどね。 将来の夢を考えたことはありますか? 小さい頃は何になりたかったですか? これが答えです。 将来のイメージ。それがそのままサクセスストーリーになっているわけです。これも小さいながら物語の一つです。それにリアリティやら起承転結などのエッセンスを加えたのが、社会に流れている物語群です。 例を一つ書いてみましょうか。『将来、野球選手になりたい』を題材に考えてみます。 まず具体性を追加してみましょう。『将来、阪神の選手になりたい』あるいは、単に『野球が好きだから、野球で飯が食べたい』などそこに思惑があるでしょう。それを明確にイメージします。 目標である『野球選手』になるには、現在、目標に至る過程には何が必要でしょう。ここも人によって答えは違うと思います。『練習をたくさんする』、『中高と野球部で活躍する』、『単身渡米で入団テスト』などなど。少し黒さを加えると、『ライバルを蹴落とす』とかもあるかもしれません。あるいは、『違うスポーツからの転向』とか『天才故に、自然と野球が上手くなった』とか、ご都合主義の展開を考える人もいるでしょう。 基本的な骨組みができたら、後は自分なりのエッセンスを加えるだけです。これは千差万別ですね。『熱血野球部』『恋と野球の狭間で悩む』『怪我でポジションを変更』など、色々あると思います。ちなみにこの部分だけで、僕は二桁は余裕で思いつきます。得意分野の話だと三桁も余裕に……と自慢っぽくなるので止めときましょう。 この時点で物語は完成ですね。これに文字を与えて小説にしたり、絵を与えてマンガにしたり、イカガワシイ内容を付け加えてエロゲにしたり……こう書かれると、少しは創作の敷居が低く見えたかと思います。 と、長々と書きました。『頭逝ってる奴が変なこと言ってるわ』なんて思った人はそのまま聴き流して(見逃して)下さいね。 妄想好きな僕は、気がつけば物語を創るのに快感を覚えるまでになってました。興味はあったけど諦めてた人は、試してみてはいかがでしょう。趣味の一つにはなるかもしれませんよ? ちなみに人ってサクセスストーリー以外も考えてるものです。 例えば……人の不幸を願ってみる、嫌いな奴が事故で死ぬ、だが事故ではなく誰かに殺された方が愉快だ、犯人は麻薬常習者……と数珠つなぎ風に色々と考えられるものです。 しかし黒い想像は悦に入ってしまうと、狂気に成り得るので注意しましょう。
by naoya0320
| 2008-01-16 20:07
| 頭の中/小説のネタ?
|
ファン申請 |
||