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2009年 07月 03日
こんばんは。
瞼が重いときはその場のノリだけで文章を書いている時があります。 少しばかり危険思想を垂れ流しますが実行するつもりは微塵もないので、それを念頭においてくださいね。 多数決を取るとき、言うまでもありませんが反対がなければ可決されます。もしも反対意見を言う者が居なくなれば……たったそれだけのことで可決が得られます。 健全な民主主義の場合、徹底的に議論してその仮定において論破をすることにより反対意見を消していきます。 では不健全な場合は? もしも反対意見を唱える人が次々と事故にあって消えていくとしたら恐ろしいことですよね。 何の飾り立てもせずに言えば、敵対者は消す。これだけで事足ります。 そう考えると民主主義って酷く暴力に弱い制度です。 現在の日本は政党政治を行っています。 自分と主義主張が合わない政党があったとして……もしも、その政党に所属する人々が次々と消えていったとしたら――きっと自分の理想とする社会に一歩近づくのでしょう。 普段の日常においても気に入らない奴は消す。意見の合わない奴は消す。それだけで快適な世の中が生まれるとは思いませんか? 理想の世界を創るには邪魔な存在が多いと思いませんか? さて実際に邪魔な存在を消せる力を得たと仮定して、理想の世界を創るためには何人を消せばいいのか? 最初に思いつく人数は少ないかもしれません。しかし徐々に消す人数は増し、最後には自分以外の人を消したくなるでしょう。 何故なら同じ人間なんて一人とて存在しないから。自分とうり二つな考え方をする人は居るでしょう。しかし寸分違わず同じ事を考えることなんてあり得ません。どう足掻いても、ほんの小さな諍いは避けられません。 仮に全て完璧な人間が居たとしても、それに嫉妬を覚えるのが人間ですからどうしようもありません。 一人ぼっちに為りたくないなら、どこかで妥協をする必要があります。 結局、理想の果てには誰も居ない。 理想に辿り着いたとして、そこにいるのは自分のみ。はたして発狂せずに居られるでしょうか? どちらにしろ、いつかは息絶えて誰一人残らない。
by naoya0320
| 2009-07-03 23:59
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