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2007年 05月 17日
本日も、挨拶が『こんばんわ』が主流な時間に更新です。というか、昼間は学校に行っているので更新は不可能です。帰って来た時点では、何を書くかの構想がありませんので、この時点での更新も無理です。よって、必然的に、この時間になってしまいます。
本題は小説について、ふと思ったこと。 小説を書くときに気をつけることの一つにリアリティがあります。 リアリティの有無によって小説の面白味が変化します。例えば、現代小説において主人公の一般的な人間が銃器を自在に扱えて、軍人を蹴散らすことができるような物語にはリアリティがありません。この内容が面白いかと問われれば、ギャグでならありかもしれません。しかし、シリアスなら少々――いや、大部分に問題があるでしょう。勿論、人の主観によってこれらは変わるかもしれませんけど。 小説に求められているものにリアリティが含まれます。 この事が矛盾――もしくは、二律背反なる語句で示せるような感覚を僕に与えます。 元々、小説のほぼ全てがフィクションであり、事実を元にした小説は少数派といって間違いないでしょう。ファンタジーなどのジャンルがノンフィクションなら、僕も魔法などの不思議な力を扱うことができています。 そして、想像の世界という現実の世界から遠い位置に存在するものにリアリティを求めます。これが矛盾ではないかと思えてしまいます。 けれども、何故リアリティが必要かと考えたとします。 リアリティが無い場合に、読者は筆者の想像の世界に辿り着けないので、小説を楽しめない。または、現実の接点が無いので受け入れることができない。そう考察すると何となくですが、納得がいきます。 だからこそ、リアリティは物書きをする上で重要になるのではないでしょうか? つまり、リアリティが空想と現実を繋げる架け橋であり、筆者と読者を結ぶ糸なのでしょう。
by naoya0320
| 2007-05-17 22:22
| リアル日記
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