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2010年 06月 10日
こんばんは。
今日は珍しく昼からの用事がすっぱりなくなったので積み本の消化に時間をあててました。まだまだ積んでありますし……図書館に行けば無限とも思えるほどに読んでない本がありますからね。 戦争を題材にした物語を読むと、逆に反戦を訴えることが虚しくなるのは僕だけでしょうか? 何というか敵軍から逃げることも、飢えながらも山林に身を潜めることも、ましてや銃弾を撃たれたこともないのに反戦を訴えたところで、お前は戦争の何を知ってるんだ? と自身に問いかけられます。 結局のところ痛みを知らない人間には痛みを伝えることができず、戦争の悲惨さを身をもって体験しない人間が吐く反戦という言葉は上滑りしかしないんですよね。 本物の平和主義者なら戦地へ行って救援活動にでも勤しんでるんでしょうけど……生憎と僕は慈愛に薄い人間で、さらに戦争も仕方ないと割り切ってる思考の持ち主なので遠巻きに見つめるだけです。 それが良いことか悪いことか、と言われれば悪い事でしょう。 困ってる人を助けず見捨てているのですから。 僕も罪悪感を覚えるぐらいにはまだ人で……胸をチリチリと焼く痛みは、祈る程度のことしかできない僕には丁度良い苦しみでしょうけどね。
by naoya0320
| 2010-06-10 23:59
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